どうも!ENTPのハコちゃんです!
ENTPの友達やパートナーと接していて、「この人、何を考えているのか分からない…」と感じたことはありませんか?ENTPは論理的な会話や外向的な活動が得意な一方で、自分の感情を表現することに関しては少し苦手なところがあります。それが原因で、周囲の人が「彼らの気持ちが掴みづらい」と感じることが多いのです。
今回は、ENTPの感情表現の特徴や、彼らがなぜ感情を分かりにくい形で表すのか、その理由について詳しく解説します。ENTPの特性を理解し、よりスムーズなコミュニケーションを取るためのヒントを紹介していきます!
「ENTP男女別の愛情表現」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ENTPは感情表現が苦手!
なんとて、自分の感情に気づきにくいんよなぁ!
特に『怒り』と『悲しい』には超疎い!
まず、ENTPが感情表現に苦手意識を持っている大きな理由は、「内向的感情(Fi)」という心理機能が未発達だからです。内向的感情とは、自分の内面の感情に向き合い、その感情を基準に物事を判断する力のことです。しかし、ENTPはこのFiが強くないため、自分の感情に気づくのが遅れがちです。
例えば、ENTPに「今、どんな気持ち?」と聞いても、すぐには答えられずに戸惑ったり、「よく分からない」と返されたりすることが多いかもしれません。彼らは感情をすぐに言葉にするのが苦手で、自分がどう感じているかを後から振り返って気づくことが多いのです。そのため、感情表現が遅れたり、曖昧だったりすることがしばしばあります。
感情が後回しになるからこそ、素早く行動に移せるんだよなぁ!!
ENTPは、日常生活で感情よりも論理的な思考や外向的な活動に集中しています。彼らは目の前の問題を解決したり、新しいアイデアを考えたりすることが得意で、自分の感情に向き合うことが後回しになることが多いのです。
仕事とかでは、特に、感情が後回しで、事実ベースに物事を運んだ方が、効率が良いと考えるからです!
例えば、何か困難な状況に直面しても、ENTPはまず「どうやってこれを解決できるか?」を考えるので、自分がその状況でどう感じているかにはあまり意識が向きません。このため、彼らが自分の感情を表現しにくいと感じるのは、自然なことと言えるでしょう。
一方で、ENTPは「外向的感情(Fe)」という機能がやや発達しているため、他人の感情や周囲の雰囲気に敏感です。Feは他人の気持ちに共感し、場の空気を読み取って調整する力で、ENTPはこの能力が高いため、周りの人たちの感情に敏感に反応することができます。
彼らは、場を盛り上げたり、人々を笑わせたりしてムードメーカーとして活躍することが多いですが、これはFeの力が働いているからです。周囲の人たちを楽しませるためにジョークを言ったり、アイデアを提供したりするのもこのFeの特性によるものです。
ただし、ここに一つのギャップがあります。ENTPは他人の感情に敏感な一方で、自分の感情には鈍感なことが多いのです。これが、彼らの感情表現が曖昧に見える理由の一つです。彼らが他人のために動くことが多い分、自分の内面にはあまり意識を向けないことが多いのです。
ENTPの感情表現を理解する方法
では、ENTPの感情表現をどうすればより理解できるでしょうか?彼らが自分の感情に気づきにくいことを踏まえて、少しアプローチを変えてみましょう。以下のポイントを意識することで、ENTPとのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。
感情ではなく思考を引き出す質問をする
すんなり出てくる情報から攻めるってことね!
ENTPに「今どんな気持ち?」と直接的に聞くと、困ってしまうことが多いです。代わりに、「この出来事についてどう思う?」や「どうやって解決しようと思っている?」といった質問をしてみましょう。彼らは思考を基にして感情を整理することが得意なので、具体的な思考や行動について話し始めると、自然と自分の感情にも気づきやすくなります。
たとえば、友達が何かトラブルに直面している場合、「この件についてどう考えている?」と聞くことで、彼らが自分の思考を整理し、その中から感情を引き出すきっかけを作ることができます。
アクションに注目する
嫌な時は絶妙に嫌そうな顔してると思うよ!
ENTPは感情を言葉にするのが苦手ですが、行動や態度で自分の気持ちを表現することがよくあります。彼らが特定の状況でどのように行動しているかを観察することで、彼らの感情を読み取ることができるでしょう。例えば、誰かをサポートするために積極的に動いていたり、何かに熱中しているときは、彼らがそのことに強い関心や感情を抱いているサインかもしれません。
フィードバックを与えて感情を引き出す
そう言われるとそうかもしれない!と思うことができると思う!
ENTPが自分の感情に気づきにくい場合、周りの人がフィードバックを与えることで、彼らが自分の感情に気づくきっかけになることがあります。たとえば、「この時、ちょっとイライラしていたかなと思った」や「今の状況、楽しそうに見えたよ」といったフィードバックを与えることで、ENTPは自分がその時どう感じていたかを振り返るチャンスを得ます。
ENTPが感情的になることはある?
ENTPは感情的になることがあります。
ENTPも人間であり、感情を持っているからです。
ただし、通常は感情を表に出すことが少ないタイプです。
強く興味を持っていることや、価値を置いていることについて議論するときは感情的になります。
ENTPは論理的思考を重視する傾向がありますが、適切な状況や関係性の中では感情を表現します。
ENTPの感情的な一面を理解し、尊重することが大切です。
ENTPの感受性は?
ENTPは意外にも豊かな感受性を持っています。
ENTPは多様な視点から物事を見る能力があり、人の感情や状況に対して敏感に気づけるからです。
ただし、ENTPの感受性は感情的な共感というよりも、分析的な理解として現れることが多いです。
周囲の人の感情の変化に早く気づき、さりげないサポートやアドバイスを行います。
ENTPは論理的思考と豊かな感受性を併せ持っています。
ENTPの感受性は直接的な感情表現ではなく、知的好奇心と結びついた形で現れることが特徴的です。
ENTPの感情表現まとめ
ENTPは、自分の感情を表現するのが少し苦手なところがありますが、その背景には彼らの特有の思考スタイルや心理機能が関係しています。感情に敏感でないというよりも、むしろ論理や他者の感情にフォーカスしているため、自分の感情を後回しにしてしまうことが多いのです。
ENTPとより深く通い合うためには、彼らの思考や行動に焦点を当てつつ、彼らの感情表現をサポートする姿勢が大切です。感情表現が苦手な彼らをサポートしながら、より良いコミュニケーションを目指していきましょう!