「ENTPって、なんでそんなに冷静なの?」「もしかして、あんまり感情とかないタイプ?」なんて言われたこと、一度や二度じゃないんだよね、この私ENTP(討論者型)は!
もしかしたら、あなたも気になる彼がENTPで、「彼の気持ちが全然わからない…」「もしかして、私のことなんてどうでもいいのかな…」なんて、一人で悶々と悩んでる夜があるんじゃない?
うんうん、わかるよ。私たちENTPって、自分でも「ちょっと他の人と感情の出し方、違うかもなー」って思うこと、結構あるもん(笑)。周りからは、喜怒哀楽がコロコロ変わるお調子者に見えるかもしれないけど、実は自分の“本当の感情”を表に出すのって、めちゃくちゃ限定的だったりするんだよね。
だからって、「ENTPには感情がない!」なんて結論づけるのは、ちょっと待った!
結論から言っちゃうと、私たちENTPは「感情がない」んじゃなくて、「感情の扱い方がちょっと特殊」なだけ。まるで、他の人が普通のカーナビを使ってるのに、私たちだけ超高性能だけど独特なクセのある“感情ナビ”を搭載してる、みたいな感じ?
今回の記事は、そんなENTPの謎に包まれた(とよく言われる)内面、特に「感情」のありかについて、徹底解剖します!この記事を読み終わる頃には、「なるほど、ENTPの彼はこうだったのか!」って、彼のトリセツを手に入れた気分になれるかも。そして、それがあなたの恋を前に進めるヒントになったら、めちゃくちゃ嬉しいな!


「ENTPが他人に興味が無いと言われる理由」は、こちらの記事で詳しく解説しています。
「なんでそんなに感情ないの?」と言われ続けたENTP

「今の話、普通もっと怒るところじゃない?」「え、今の感動しなかったの?嘘でしょ?」
これ、私が人生で何度となく言われてきたセリフTOP3に入るかもしれない(笑)。
例えば、友達がすごく感情的に何かを訴えてきても、私はまず「ふむふむ、つまり状況としてはこうで、問題点はこれで、彼女が求めているのはこういうことかな?」みたいに、頭の中で情報を整理整頓しちゃうクセがあるんだよね。共感よりも先に、分析スイッチが入っちゃう、みたいな。
だから、周りから見ると「なんでそんなに冷静なの?」「もしかして、冷たい人…?」って思われちゃうことも少なくない。
でもね、これって別に、相手の気持ちを無視してるとか、感情が動いてないとか、そういうわけじゃないんだ。むしろ、感情が動けば動くほど、一旦冷静になって状況を把握しないと、どう行動していいかわからなくなっちゃう、っていうのが本音だったりする。
感情のジェットコースターに乗りながら、同時にそのジェットコースターの設計図を読んでる、みたいな感じ?(伝わるかな?笑)
私たちENTPの感情表現って、一見すると「乏しい」とか「わかりにくい」って言われがち。でもそれは、感情がないんじゃなくて、その表現方法や処理の仕方が、他のタイプの人たちとはちょっと違うだけなんだ。
この「特殊な感情ナビ」、今日はその謎を一緒に解き明かしていこうね!
ENTPの感情はない?どこ?心理機能から見る構造

じゃあ、私たちENTPの「感情」って、一体どこにあって、どうやって処理されてるんだろう?ちょっと専門的な話になっちゃうけど、MBTIの「心理機能」っていうのを使うと、その構造が見えてくるんだ。
ENTPの心理機能は、得意な順にNe(外向的直観)→Ti(内向的思考)→Fe(外向的感情)→Si(内向的感覚)って言われてる。
ここで注目したいのが、3番目のFe(外向的感情)。
Feっていうのは、「他人の感情を敏感に察知したり、その場の空気を読んだり、周りと調和しようとする」機能のこと。
私たちENTPも、このFeを持ってるから、「あ、この人今、楽しそうだな」とか「この場は盛り上げた方が良さそうだな」っていうのは、結構わかるんだよね。だから、サービス精神で場を盛り上げたり、相手に合わせてニコニコしたりするのは得意だったりする。
でもね、このFe、私たちにとってはあくまで“第三機能”。つまり、めちゃくちゃ得意!ってわけじゃない。だから、他人の感情には意識が向くんだけど、じゃあ「自分の本当の感情はどうなの?」って聞かれると、途端に「あれ…どうだっけ?」ってなっちゃうことが多い。自分の感情は、ちょっと後回しにされがちなんだよね。
さらに言うと、私たちの二番目に得意な機能はTi(内向的思考)。これは、「論理的に分析したり、物事の仕組みを理解したりする」機能。
だから、例えば「怒り」や「悲しみ」みたいなネガティブな感情が出てきた時、多くの人はまずその感情にどっぷり浸かるかもしれないけど、ENTPの場合は、その感情を直接感じる前に、まずTiが働いて「なんで私は今怒ってるんだろう?」「この悲しみの原因はなんだろう?」って、思考で分析し始めちゃうことが多いんだ。
まさに、泣く前に状況分析してる、みたいな(笑)。
これは、私が実際に体験したことなんだけど、昔、仕事ですごく理不尽なことでお客さんに怒鳴られたことがあって。
普通ならカッとなったり、悲しくなったりする場面だと思うんだけど、その時の私は「えっと、この人の怒りのポイントはAとBで、でもそれは誤解で、本来伝えるべき事実はCとDで…」って、頭の中で淡々と状況分析してる自分がいたの。で、分析が終わった頃には、なんか怒りの感情そのものが薄れちゃってた、なんてことも。
あと、これは私のENTP仲間もよく言ってたんだけど、「本当に感情的になって相手に何かをぶつけるのって、年に1回あるかないかだよね」とか「相手が明らかに理解できないであろう複雑な感情の話を、わざわざ相手を混乱させるだけだからしない」とか。
これって、感情がないんじゃなくて、むしろ「感情をどう扱えば合理的か」「どうすれば無駄な衝突を避けられるか」を、無意識のうちに思考でコントロールしてる結果なんだと思う。
つまり、ENTPの感情は、まず「思考フィルター」を通ってから、じわじわと姿を現す、っていうちょっと特殊なルートを辿るってことなんだよね。
「感情がない」と誤解されるENTPあるある

そんなこんなで、私たちENTPの感情のありかや処理の仕方がちょっと特殊だからこそ、周りから「え、感情ないの?」って誤解されちゃう「あるある」がたくさん生まれちゃうわけ。いくつか紹介するね。あなたの周りのENTPさんにも、当てはまることがあるかも?
- いつもニコニコしてるけど、本音は全然違う顔してる
これはFe(外向的感情)のなせる技(?)。その場の空気を読んで、とりあえず笑顔で対応しちゃう。でも、心の中では「いや、それは違うだろ…」とか「早くこの場、終わらないかな…」なんて思ってることも少なくない(笑)。だから、「いつも楽しそうだね!」って言われると、ちょっと複雑な気持ちになったりするんだよね。 - 本気で怒ってても、なぜか口調が冗談っぽくなっちゃう
これ、私自身もよくやっちゃうんだけど、本当に怒ってたり、何かを真剣に伝えたい時ほど、なぜかふざけた口調になったり、笑いを交えようとしちゃったりするんだよね。多分、相手にプレッシャーを与えすぎないようにっていう無意識の配慮なのか、それとも自分の強い感情を直接出すのが恥ずかしいのか…。結果、相手に「え、本気で怒ってるの?冗談?」って思われて、真剣さが伝わらないっていう悲しいパターン。 - LINEやメールの返信が、やけにサッパリしてる(塩対応って言われるやつ)
ENTPにとって、文字でのコミュニケーションは「情報伝達のツール」。だから、用件が伝わればそれでOK!って思っちゃうことが多い。絵文字やスタンプを多用したり、長々と感情的な文章を書いたりするのが、ちょっと苦手だったりするんだよね。「了解です」「ありがとう」「OK」…うん、確かにこれじゃ「私のこと、どうでもいいのかな?」って不安にさせちゃうかも(汗)。でもね、本当にどうでもいいわけじゃないんだよ!むしろ、簡潔な方が効率的じゃん?って思ってるだけなの。 - 「可愛いね」って褒められても、素直に喜べず照れて全力で否定しちゃう
これ、特にENTP女子に多い気がするんだけど、褒められると嬉しいはずなのに、どうリアクションしていいかわからなくて、つい「いやいやいや!そんなことないですから!」って全力で否定しちゃったり、茶化しちゃったりする。自分の感情、特に「嬉しい」とか「好き」みたいなポジティブな感情をストレートに表現するのが、なんだかすごく照れくさいんだよね。だから、本当は「もっと褒めてほしいな…」なんて思ってても、真逆の態度を取っちゃう天邪鬼なところがある。
これに関連して、私のパートナー(INTJ)とのエピソードなんだけど、彼は本当に言葉で愛情表現をするタイプじゃなくて。付き合ってる時も、ロマンチックな言葉とか、ましてやプロポーズの言葉なんて一切なかった(笑)。でもね、彼の行動の端々から、「あ、私のこと大切に思ってくれてるんだな」っていうのは、ちゃんと伝わってきたんだよね。
例えば、私が仕事で遅くなった時に何も言わずに駅まで迎えに来てくれたり、私が体調を崩した時に黙って看病してくれたり。そういう「言葉じゃない部分」で、彼の愛情を読み取ってた感じ。
これは、ENTP自身がそういう愛情表現をしがちだから、相手の非言語的なサインにも敏感なのかもしれない。だから、もしあなたの気になるENTPが言葉足らずでも、彼の行動をよーく観察してみて。そこに、彼の本音が隠れてるかもしれないよ。
ENTPの“感情・愛の表現”はどこにあるのか

じゃあ、そんなちょっと不器用でわかりにくいENTPだけど、愛情がないわけじゃない。むしろ、その表現方法が独特なだけで、心の中にはちゃんと温かい気持ちがあるんだ。じゃあ、ENTPの「愛の表現」って、具体的にどんなところに現れるんだろう?
まず、一番わかりやすいのは、やっぱり「行動で示す」ってこと。
- あなたのために、時間や労力を割いてくれる
例えば、あなたが困っていたら、何も言わずにサッと手助けしてくれたり、あなたの話にじっくり耳を傾けて、一緒に解決策を考えてくれたり。ENTPにとって、自分の時間や知恵を誰かのために使うっていうのは、結構大きな愛情表現なんだよね。「言葉で言うのは簡単だけど、行動するのは大変じゃん?」って思ってるフシがある(笑)。 - あなたとの「ルーティン」を大切にしてくれる
例えば、毎週必ず一緒にご飯を食べる日を作ったり、あなたが好きな場所に定期的に連れて行ってくれたり。ENTPは新しいものが好きだけど、大切な人との関係においては、意外と安定した「ルーティン」を心地よく感じることもある。それは、あなたとの関係を「継続したい」っていう意思表示でもあるんだ。私の夫(INTJ)もそうだけど、家族との週末の過ごし方とか、毎日のちょっとした習慣とか、そういうのをすごく大事にしてる。それは彼なりの「家族への愛」なんだなって思う。 - あなたの「夢」や「目標」を、全力で応援してくれる
ENTPは、人の可能性を信じるのが得意。だから、あなたが何か新しいことに挑戦しようとしていたり、大きな夢を追いかけていたりする時、それを茶化したり否定したりするんじゃなくて、「いいね!やってみなよ!」「何か手伝えることある?」って、積極的に背中を押してくれるはず。あなたの成功を、まるで自分のことのように喜んでくれる。それも、ENTPならではの愛情表現なんだ。
そして、もう一つENTPらしい愛情表現だなって思うのが、「話し合いをとことんする」こと。
一見、愛情とは関係なさそうに聞こえるかもしれないけど、私たちENTPにとって、「話し合う」っていうのは、相手を理解しようとする最大の努力であり、関係性を深めるための重要なプロセス。
自分の感情を言葉にするのは苦手だけど、思考を巡らせて「どうすればこの関係がもっと良くなるか」「どうすれば相手は喜んでくれるか」を一生懸命考えて、それを言葉にして伝えようとする。それが、ENTPなりの不器用な愛情表現なんだよね。
これは、あるENTPの友人が言ってたんだけど、「ENTPは、好きな相手の“戦略”を理解して、それを自分の行動で“実行”することで貢献しようとする」んだって。
例えば、相手が「こうなりたい」っていう目標を持っていたら、ENTPはその目標達成のために、自分の知恵や行動力を提供して、一緒にその未来を実現しようとする。それって、すごくENTPらしい「愛の形」だと思わない?
だから、もしあなたのENTPの彼が、あなたと真剣に話し合おうとしてくれたり、あなたの夢を応援してくれたり、あなたのために何か行動してくれたりするなら、それは彼からの精一杯の「大好き」のサインかもしれないよ。
感情ないENTPが感情とどう向き合っていくか

ここまで、ENTPの感情のありかや愛情表現について話してきたけど、じゃあ、私たちENTP自身は、このちょっと特殊な「感情ナビ」と、どうやって上手く付き合っていけばいいんだろう?そして、ENTPのパートナーになるかもしれないあなたは、そのナビをどう理解してあげればいいんだろう?
まず、ENTP自身に向けて言いたいのは、「自分の感情を無視しないで、もっと大切にしてあげて!」ってこと。
私たちは、つい思考を優先しちゃって、自分の感情を後回しにしたり、見て見ぬふりをしたりしがち。でも、感情も私たちの大切な一部。だから、頭の中でいろんなアイデアやロジックが飛び交う“脳内会議”に、ちゃんと「感情」っていうメンバーの席も用意してあげてほしいんだ。
「今、私、何を感じてるんだろう?」
「このモヤモヤの正体は何だろう?」
そうやって、自分の心に耳を傾ける時間を作るだけでも、だいぶ違うはず。
そして、もう一つおすすめなのが、「感情を言語化するクセをつける」こと。
思ったことや感じたことを、日記に書いたり、信頼できる人に話したりする。最初はうまく言葉にできなくてもいい。練習していくうちに、だんだん自分の感情の輪郭がハッキリしてきて、それを相手に伝えやすくなるはず。そうすると、周りとのコミュニケーションもスムーズになるし、何より自分自身が楽になると思うんだ。
ENTPにとって「感情」って、目的地を指し示す「地図」そのものじゃないかもしれない。どちらかというと、その時々の状況を教えてくれる「風」みたいなものなんじゃないかな。
風の強さや向きを読んで、感じて、それを自分の進むべき道に活かしていく。そんな風に「感情」と付き合っていけたら、もっと生きやすくなるし、周りにも自分の気持ちが伝わりやすくなるんじゃないかなって思うんだ。
これは、私自身の体験なんだけど、以前は自分の感情、特にネガティブな感情を認めるのがすごく怖かった。でも、ある時、信頼できるカウンセラーさんに「ハコさんは、心が動かされると、言葉よりも先に“動き”として体に出やすいタイプかもしれませんね」って言われたことがあって。
確かに!って思ったんだよね。嬉しい時って自然と笑顔になるし、体が軽くなる感じがする。逆に、ストレスが溜まると、無意識に肩に力が入ったり、ため息が増えたりする。そういう「体の反応」が、実は私の「感情のサイン」だったんだって気づいたの。
それからは、自分の体の変化にもっと敏感になって、「あ、今、私、ちょっと無理してるかも」とか「これ、本当は嫌なんだな」って、自分の感情をキャッチしやすくなった。
だから、もしあなたがENTPで、自分の感情がよくわからないって悩んでるなら、まずは自分の「体の声」に耳を澄ませてみるのもいいかもしれないよ。
まとめ:ENTPは「感情のない人」ではなく「感情を効率化してる人」
さて、ここまでENTPの独特すぎる「感情ナビ」について、熱く語ってきちゃったけど、どうだったかな?
私たちENTPの感情は、決して「薄い」わけでも「ない」わけでもない。ただ、その表現方法がちょっと“わかりにくい”だけなんだ。そして、そのわかりにくさの裏には、もしかしたら無意識のうちに「感情を効率化したい」っていうENTPならではの思考が働いているのかもしれない。
だって、感情に振り回されるのって、非効率的じゃない?(って、ENTPは思っちゃうんだよね、きっと笑)
だから、周りの人たち、特に恋愛関係においては、「何を考えてるのかわからない」「本心が見えない」って不安にさせてしまうことも、確かにあると思う。本当にごめんなさい、って感じ(汗)。
でもね、そのわかりにくい殻の中には、ちゃんと「優しさ」も「好意」も、そして「愛情」も、ぎゅっと詰まってるんだ。ただ、その開け方がちょっと特殊なだけ。
そして、私たちENTP自身も、もっと自分のその豊かな感情に気づいて、それを表現することを恐れなくていいんだと思う。不器用でもいい、遠回りでもいい。自分の言葉で、自分のやり方で、大切な人に気持ちを伝えていく努力を続けることが、きっとより良い人間関係を築く鍵になるはずだから。
最後に、この記事を読んでくれているあなたに、問いかけたいな。
「あなたの周りにいるENTPのこと、“感情ない人”なんて、決めつけてしまっていませんか?」
もし、あなたの気になる彼がENTPで、彼の気持ちがわからなくて悩んでいるなら、今日の話をちょっと思い出してみてほしい。彼のちょっと変わった愛情表現や、言葉足らずな部分の裏にある「本心」を、見つけ出す努力をしてみてほしいんだ。
ENTPの「特殊な感情ナビ」を理解することは、彼らとの恋をスムーズに進めるための、とっておきの秘密兵器になるかもしれないよ。そして、そのナビが指し示す先には、きっとあなたが今まで見たことのないような、刺激的で面白い未来が待っているはずだから!
あなたの恋が、今日よりもちょっとだけ前に進みますように。いつでも応援してるからね!